大工の手
とても好きなデザイナーさんに「小泉誠」さんがいます。
小泉さんのデザインは、
シンプルで、無駄がなくて、でも味気ない感じではなくて
素材の持つぬくもりを最高に引き出していて、
なおかつどこか愛嬌のある姿をしています。
「もの」の目的が、明確で、明快。
ただ見た目の「デザイン」だけではなくて、
そのものの前後に生まれる流れや動作のことまで「もの」の中に含まれていて
小泉さんの手がけたものを見ると、考えすぎていた自分に、はっとするときがあります。
そんな小泉さんが、新しいプロジェクトを始動させたというお知らせが。
その名も「大工の手」。
「家を建てた大工が、その家に見合った家具を自ら作るプロジェクトです。
工場でのプレカットで手刻みの仕事も減り、大壁の中に手技が隠れ、大工の魅力が見えなくなりました。
そのため住み手に大工の心意気が伝わらず、家への思い入れも薄まっている昨今です。
「大工の手」は、手に触れ目に見える「家具」を大工がつくることで、
大工の心意気が蘇り、大工と住み手の心を繋げ「使い続けたい」と思える気持ちをつくる
新たなプロジェクトです。」
「想い」を受け継ぐプロジェクトなんて、素敵!
ウィンウィンホームの棟梁たちだって、みーんな、
「想い」
「心意気」
みなぎってます!
完成してしまうと、見えなくなってしまう部分も、たっぷりと・・・
オーナー様、建築中はどんどん自分のお家へ足を運んでくださいね。
自分のお家が一層愛おしくなること、間違いないですよ。
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笑顔スマイリスト:ミルキィまっつん