梅雨に入りましたね。

こんにちは　愛媛県西条市の工務店　ウィンウィンホームの山中です。

ずっと不思議に思っていること・・・

それはこんなに雨が多くて　高温多湿で　地震の多い日本なのに

なんで木造住宅が主流なんだろう？？？ってことです。

森林資源の豊かな日本だから身近な木を用いる・・てわかるんですが

湿気が多いということは　かびたり腐ったりしないのかな？？

 

現存最古の木造建築と言われる法隆寺五重の塔。

およそ1300年前の建立と言われています。

火災で焼失して再築されたりしたものの　かなり歴史があることは確かです。

 

 

この塔を修理した際　長い年月の風雨に耐えただけに

かなりの腐敗や虫食いの被害があるだろうと予測していたそうですが

風雨にさらされたり紫外線で劣化したりしている以外は

古い材木に鉋をかけると　新鮮な木の匂いがたちこめ真新しい気の肌がお目見えしたそうです。

錆の原因であるくぎを使わず　木だけで地震に耐え1000年以上現存している法隆寺。

まさに　木造建築　あっぱれ！！

木を知り尽くした匠の技と知恵には驚きと感動しかありません。

 

元来　日本の家屋は障子や壁や木でできていました。

それぞれに調湿作用があり理にかなった建物だったのです。

今の家は日本古来の技術と進んだテクノロジーによって

ますます進化しています。

 

時代が変わっても日本の良さを残した木造住宅で

こまめにメンテナンスをしながら

なが～く快適にすごしたいですね。