お家つくり
四国に住んでいると 移動手段はほとんど車のため
なかなか電車に乗る機会もないのですが
朝早く起きて ちょっと電車でお出かけしてきました。
いつも見慣れた街も 車窓からの眺めは
また違った新しい感覚で見られるから不思議です。
まだ暗い窓の外に ぽつぽつと灯りが見えます。
お母さんが 朝ごはんの支度をしているのでしょうか?
新築のこちらのお家では
若い奥さんが ご主人のお弁当を作っているのかもしれません。
空が白み始めると ジョギングしている人や犬の散歩をしている人の姿が・・・・。
畑でとれたばかりの玉ねぎを振りながら歩いている人もいます。
かわいい庭のある瀟洒なお家からは
焼きたてのパンとコーヒーの香りが漂って来そうです。
駅にとまるたび 増え始める学生さんの姿
出張に向かうのか トレンチコートのサラリーマン
街が騒がしくなり始めると
建築現場の足場を行き来する人
トラックの荷下ろしをしている人
いろんな光景が飛び込んできます。
人の数だけ 人生があるといいます。
そんな人々が帰る場所・・・・それが「家」。
「家」は 家族を入れる単なる「箱」かもしれません。
でもそこにはみんなの想いがあり 希望があり 未来があります。
けんかしたことも 涙したことも 大笑いしたことも
すべてを受け入れ思い出に変えてくれる 温かさと厳しさがあります。
私たちは 家は 家族の「宝箱」だと考えています。
だからこそ お家に名前を付け 丁寧に大切にお家つくりをしています。
自分たちらしい暮らしのできるお家で
自分たちらしい物語を紡いでいってほしい
そんな想いを込めて お家つくりをしているのが
愛媛県の小さな工務店 ウィンウィンホームです。