– 私の家 –
私の家は築36年、自分が物心つく前 2才の時に
父親が設計・コーディネート・現場監督をし、
隣の家の親戚の大工さんが建ててくれた木造のお家です。
物心ついた時から、近くにお家を建てる人がいて
金づちやのこぎり、鉋やのみなど大工さんの道具があり
父親はいつも作業着、書斎には製図板やスケールなど建築に関わるものが
常に身近にある環境で育ちました。
今まで身近にあったけどそこまで関心がなかった建築の仕事…
約17年前に増築をし、その時に父親の仕事姿を見て少しづつ興味を持ちました。
一生住まわれるお家を建てるために、たくさんの協力会社さんが入れ替わり立ち代わり…
家ができる過程を身近で見ていて感じたことは
「ひとつのものを作るのにこんなにたくさんの専門技術を持った人が関わっているんだなぁ~」
約13年前に空手の先生でもあった社長に相談し、ウィンウィンホーム(当時松本スレート興業)に入社させてもらいました。
あれから12年とちょっと、いつの間にか干支がひとまわり…
たくさんのお客さんに出逢い、たくさんの協力会社さんとウィンウィンホームでお家づくり携わらせてもらって
新めていいお仕事させてもらってるな~と思います。
私が育ったお家は36年という年月が経ち、日々の生活で使用頻度が高い建具は金物を変え、
調子が悪い所は父親が少しづつ手を加え、水回りをやり替え増築をし
今のライフスタイルに合ったお家に進化しています。
経年劣化はありますが造り付けの家具や、オーダーメイドの建具は当時のまま。
職人さんの技術の高さを今自分が建築の仕事に関わっているからこそ感じます。
そして60才を超えてもまだまだ現役の父親を今になって少し尊敬…
面と向かっては言えないですが…
素直な気持ちを言葉で伝えれるように
少しでも父親に近づけるように2020年もがんばります!
久々Team現場 ちゃんあ~