「創造とは記憶である」という言葉の向こうにあるモノ
「創造というのは記憶ですね。自分の経験やいろいろなものを読んで記憶に残っていたものが足がかりになって、何かが創れるんで、無から創造できるはずがない。」とは彼の有名な映画監督の黒澤明さんが残した言葉です。どうも、いつもの半ズボン「あそパンマン」です。
自分の背丈よりも積もったこの雪もいつまでもボクの記憶に残り続けるだけではなく、ここにたどり着くまでの珍道中もずっとずっとボクの記憶に残り続けるわけでございます。その珍道中の詳細を残したブログはこちらからどうぞ。
さてさて黒澤明さんの名言に話を戻して。この黒澤明さんが残した言葉はとっても深いですよね。新しいモノやコトが生み出されるには、その生み出した人の記憶に残っていたものが足がかりになっているということですよね。観たり聴いたり読んだりしたことのない物事からは新しい物事が生まれるはずがないということです。
いやー深い。実に深いです。ボクたちは家づくりという人生でも非常に重要なイベントに携わるお仕事をさせていただいています。ウィンウィンホームの家づくりは住まわれるご家族の想いをカタチにしていくという注文住宅です。ですので、住まわれるご家族が違えば家づくりにおける環境は全く異なります。例えば、建てる場所や土地の形状、更には家族構成や予算。そして、好みが全く違います。
それぞれのご家族の想いというバトンを受け取り世界にひとつだけの家を提案させていただくのですが、ここで「創造」と「記憶」の差が生まれることでしょう。注文住宅というカタチのないモノをカタチにするには、どれだけのモノやコトを観たり聴いたり読んだりしているかが提案力というカタチに現れるのではないかと考えています。
自分1人の記憶より、複数の人の記憶を集めた方がより多くの創造が生まれるのは至極当然のこと。ってことで、先日スタッフみんなで創造とは記憶である会議をしました。すると、どうでしょう。出るわ出るわ。みんな沢山の記憶持ってるわー。このみんなから出てきた記憶からどんなモノやコトが創造されるのか…お楽しみに。
そんな充実した会議中、ボクの頭の中は来週末(3/11)に開催が迫った39マーケットのコトでいっぱい。会議がはじまる前に39マーケットのフライヤー見ちゃったからだなー。何食べようかと頭の中が食べ物でいっぱい。笑
(上の画像をクリックすると39マーケットの詳しいページに飛びます飛びます!)
1年に2回、3月と9月に開催させていただいている39マーケットも今回で7回目の開催となります。いつも出店くださる出店者の皆さんや、いつも足を運んでくださるご家族に「楽しかった」と言ってもらえるように39マーケットも進化し続けないと。ということで楽しいコト考えておきます。
沢山のご家族にお逢いできるのを楽しみにしています。
『あそパンマン』こと、阿蘇崇