「耐震等級って…」
先日の週末日本列島に到来した大寒波。
そんな大寒波の影響でとっても冷え込んだ先日の日曜日、香川県丸亀市にて地鎮祭を執り行わせていただきました!
お施主さまは、お家を建てていただいたオーナー様の妹さんご家族…
こんなありがたいことはないですね!!感謝いたします。
2月末の上棟に向けていよいよ工事のスタートです…
お楽しみに!!
あっ、どうも、いつもの『あそパンマン』です。
たまにはお家の性能のことも…ってことで、今日は耐震等級についてお伝えしたいと思います。押忍!!
何が安全なのか?
昨年の4月に最大震度7を観測した熊本地震。阪神・淡路大震災を上回る強さの地震動がみられ、建物被害の総数は19万棟にも及びました。
上の表は熊本地震による建築時期別の被害状況をまとめたものです…
今現在の建築基準法で定められている耐震基準で建てられたお家でも、7棟が倒壊、12棟が全壊、大規模半壊・半壊・一部損壊が104棟もあります。
現在定められている最低限の基準でお家を建てたとしても、震度7レベルの地震で何らかの被害を被る可能性があるということです。
法律ってどうなってるの?
国が定めている建築基準法には、建築物がどの程度の地震に耐えられるかを示す耐震等級という基準があります。
この国が定める耐震等級は1・2・3と3つの性能レベルが設定されています。
耐震等級1がお家を建てるときに最低限守らないといけない性能になります!
ウィンウィンホームでは約7年前から「長期優良住宅」を標準に家づくりをさせていただいてきました。長期優良住宅を建てる際の耐震等級は2になります。これは、病院や学校の耐震性に匹敵する強度になります。
しかし、耐震等級には3という更に上の基準が存在します。この性能は、消防署や警察署など防災の拠点となる建物の耐震性に匹敵する強度になります。
本当に住みたいと思える家
私たちウィンウィンホームの家づくりの基準は「スタッフみんなが本当に住みたいと思える家」です。
家は家族を守るところ、スタッフの考えは耐震等級3のお家の方が本当に住みたい…ということで約3年前からすべてのお家を耐震等級3で建てさせていただいています!
上の表に戻ると、耐震等級3のお家にはほとんど被害がなかったことが報告されています。
残念ながら、完成したお家を見て耐震等級の違いはわかりません…
家は、洋服や靴のように試着が出来ません。
自分たちを守ってくれる家。これから家を建てようと考えておられるご家族は多くおられると思います。
しっかりとした家づくりのものさし基準を持ち合わせるために、しっかりとお勉強しましょうね!
何があなたたちご家族の命を守ってくれるのかを…
皆さんの暮らしがより豊かに、そして、快適、安全になることを願っています!
『あそパンマン』こと、夢請負人 阿蘇崇