竹中大工道具館
昨日に続き神戸続編です。
今回の目的のふたつめ
それは・・・
前々からめちゃ行きたかった『竹中大工道具館』
このルーツは60年にもさかのぼり
その頃から電動工具が急速に普及し
「このままでは伝統の大工道具やそれを使った大工の技が途絶えてしまう」という
危機感が広がりこの会館ができたみたいです。
敷地周辺には木が生い茂り、
風格のある正門を入ると平屋の総瓦葺きの屋根に
軒裏が奥までのびた気持ちの良い縁側が広がり庭園を望むことができます.
この平屋の外観はもちろん
玄関入口は『なぐり』と呼ばれる木材に削り痕を残す匠の技で仕上げられ
いきなり『かっこエエやん。好きやわ!』が出ました!!(笑)
ありがたいことに今の時期の展示で
『祈りのかたち』という建築の儀式の歴史や
建築時の神事の大切さを教えていただきました。
中央には
現在に至るまでの日本の大工の歴史が集約されていると
言ってもいいほどの展示物が並んであります。
『唐招提寺金堂の組物を再現した実寸模型』
このスケールのデカさに圧倒されますが いろんな部位に関しても
くわしく書かれているので
日本建築の構造を学ぶのにも非常にわかりやすい場所です。
それから大工が持っていた道具一式ですが
なんと179点もあるといいます。
鉋(かんな)が40丁、ノミ49本、錐(きり)26本、のこぎりが12枚。
「これだけあるから細かくてきれいな仕事ができるんです」と
説明してくれました。
【今日のひとこと】
『五意達者 にして昼夜怠らず この言葉にはしびれました。』
滞在時間 2時間半
来て。見て。触って。聞いて。香りをかぐ
まさに五感で棟梁の技や木の建築のすばらしさを学べるすばらしいとことです。
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