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季節を愛で自然とともに暮らす日本の家

日本の家から学ぶ

季節を愛で自然と寄り添う住まいの工夫

 

前回の記事では春夏秋冬、

4つの季節の変化をその時々の風物や動植物の生態などで表した

「二十四節季」と「七十二候」という古来から伝わる暦をもとに

日々の暮らし方の楽しみ方をご紹介しましたが、

今回は、

季節の変化と自然を上手に取り入れられてきた日本の家に焦点をあてて、

住まいに施された時節を愛でるさまざまな仕掛け

を紹介します。

 

 

 

 

「土間」の新しい役割

 

4月20日~5月4日頃を二十四節季では「穀雨」、

七十二候(4月25日~29日頃)では

「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」と呼ばれる時期になります。

霜も降らない暖かいこの時期はそろそろ田植えの準備が始まります。

 

日本家屋には「土間」という空間が存在していました。

床は土や三和土などで仕上げられ、

そこでさまざまな農作業や家事をしたり

道具を置いたり手入れをしたりと

室内空間でありながら戸外的利用もできる多目的な空間でした。

 

 

現在、玄関と外界とをあいまいにつなぐ空間として、

あるいはテーブルやベンチを設置してオープンテラスとして

「土間」を取り入れたいと考える人もいるようです。

ご近所の方と八十八夜に摘まれた新茶をいただきながら

「土間」でおしゃべり・・・など

コミュニケーションの場としても活用できそうです。

 

 

 

窓と「借景」

 

5月5日~19日頃を二十四節季では「立夏」。

さわやかな青空と新緑の木々が目にまぶしい夏の始まりです。

さらに時を進めいよいよ夏本番を迎える7月27日~8月1日頃を

七十二候では「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」と呼んでいます。

この時期、木や草花は緑をますます濃くし、

その様子は私たちに清涼感をもたらしてくれます。

 

 

そんな 

自然の美しい景色を家の内から眺める

というのが「借景」

もともとは日本庭園の技法で

遠くの山を庭の一部として拝借するという技ですが、

日本家屋ではそれを室内にも拝借しようとしてきました。

ポイントとなるのは「窓」。

風景を切り取るような窓の在り方を

「ピクチャーウィンドウ」と呼び、

いかに 窓を窓と見せないか!窓の存在を消すか!

という工夫は古くから設計士の腕の見せ所でした。

 

 

さらに和室空間においては、

内部の人工照明の量を抑えて薄暗く保ち

「借景」とともに窓から射す光を取り込む手法も好まれました。

内から見ると素晴らしい景色が

さらに輝きを増して見えるその様子は、

「借景」が芸術品に昇華したような絶品の美しさです。

自然の芸術品を取り入れた生活は

現代の住まいにもぜひ取り入れたいですね。

 

 

 

「格子」

静かな意匠が持つポテンシャル

 

10月8日~22日頃、二十四節季では「寒露」といい、

朝晩の冷え込みが強まる頃。

しかし澄んだ空気の秋の夜空に浮かぶ月が

美しく輝いて見える頃でもあります。

七十二候(10月18日~22日頃)では

「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」の頃。

戸口で虫が鳴く頃とされています。

蟋蟀も冷たい夜露を避けたいのでしょうか。

 

 

細めの角材を縦横に隙間を空けて組み、

建物本体や建具に取り付ける「格子」

繊細で美しい意匠が印象的です。

スライドできるものは「格子戸」と呼ばれますが、

外から射す直射日光を遮り眩しさを緩和して

柔らかい雰囲気を作ります。

また風通しもよく、

適度に視線を遮りながらも音や人の気配を感じさせるので、

さりげない防犯機能も発揮します。

最近では木製のルーバー戸や金属製の格子窓など

懐かしくもモダンな雰囲気を醸し出す「格子」も多くみられます。

 

 

 

「縁側」と落葉樹

 

二十四節季の「小雪」は11月22日~12月6日頃。

雪の降り始めるころのことを指し、

温かなひだまりがありがたく感じる冬の始まり。

七十二候では「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」頃

(11月27日~12月1日頃)をこう呼びます。

北風に吹かれて木々が葉を落とす、

冬への季節の移り変わりを表しています。

 

日本家屋には古くから外と内をつなぐ中間領域として

「縁側」や回廊が用いられてきました。

その先には落葉樹が植えられ、

夏は生い茂る葉が日陰を作り、

陽が落ちると縁側で夕涼みをして過ごしたり。

冬は落葉するので、陽射しは家の中まで伸び、

縁側ではふらっと立ち寄ったお客様とひなたぼっこ……

という光景は日本の原風景と言えますね。

 

 

現代の「縁側」は

自然光を調節する空間のほかにも、

冬にはサンルームとして利用したり、

子どもの勉強スペースに活用したり……

さまざまな用いられ方がされています。

家の中にいる安心感と、

外の開放感を味わうことのできるまさに

季節を体感して楽しむことができる空間です。

 

 

このように

日本家屋には季節を身近に感じ、

心地よい暮らし方を創造し愉しむ工夫 

さまざまな形で組み込まれていました。

このさまざまな工夫を 現代風にアレンジ し、

これから建てようとする住まいに取り入れたら、

きっと素敵な暮らしが待っていることでしょう。

自然とともに心豊かに暮らす住まい、考えてみません

 

 

 

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